新道東の五十嵐です。
「まん延防止等重点措置」が延長されたせいで塾の集客が進みません。さぁ大変。(´・ω・`)
今回は、先日実施された高校入試についての過去と現在の変化を紹介します。
将来、高校入試を受ける小学生・中学生の保護者様向け、1~2分程度で読めるのでサクッと眺めてみて下さい。
どんどん負担が増す小学生・中学生
説明するよりも、実際に見た方が早いので過去の高校入試を比較してみましょう。
実際に解く必要はありませんので軽く眺めるだけで大丈夫です。
過去の高校入試(数学)
問.ある店でシャツAを2着以上まとめて買うと、1着目のシャツは定価のままですが、2着目のシャツは定価の10%引きの価格となり、3着目以降のシャツはそれぞれ定価の30%引きの価格となります。この店で、シャツAをまとめて4着買ったところ、定価で4着買うより1050円安くなりました。シャツAの定価はいくらですか。シャツAの定価をx円として方程式をつくり、求めなさい。
全179文字。テキトーに10年くらい前の入試から抜粋しましたが、いかにも昔からある数学らしい問題ですね。
最近の高校入試(数学)
問.太郎さんたちは、次の問題について考えています。
図1のように、同じ長さのストローを並べて、五角形をn個つくるのに必要なストローの本数を、nを用いた式で表しなさい。
太郎さんはこの問題の考え方について、先生に確認しています。[ア]~[ウ]に当てはまる数を、[エ]に当てはまる式を、それぞれ書きなさい。
太郎さん「図1を使って、ストローの本数を数えると、五角形を1個つくるのに必要なストローの本数は5本です。また、五角形を2個つくるのに必要なストローの本数は[ア]本、五角形を3個つくるのに必要なストローの本数は[イ]本です。」・・・(略)
この時点で既に248文字。これでも、まだ問題文の半分くらいです。
とにかく長い。先程との差は歴然。
ちなみに、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、これ、昨年度の問題です。
今年度から裁量問題が廃止されて新制度に移行したので、あえて旧制度の問題同士で比較してみました。
この記事が好評でしたら、今年度の問題についても取り上げたいと思います。(いいね、シェア、お願いします!)
国語の重要性
実際にこれほど長々と書かれた問題を見せつけられたら、読むのが嫌になってしまいませんか?
数学の問題のはずなのに、まるで国語の文章を見せつけられているような気分です。
そこが、今回の記事で取り上げた最大の理由です。
別に国語が重要といっても「連体修飾語とは何か?」「係り結びとは何か?」みたいなお話ではありません。
「何を聞かれているのか?」「問題文をちゃんと読めているのか?」
あまりにも単純なことですが、意外と出来ない生徒・児童が多いです。
こういった基礎的な力、皆さんはどのようにすれば身に付くと思いますか?
以上、文系出身だけど数学が得意な五十嵐先生がそれでも「国語」を大切にする理由のお話でした。
宣 伝
実は、五十嵐先生は料理ができます!(`・ω・´)ドヤァ
えーと、「まん延防止等重点措置」が延長されたせいで塾の集客計画が狂って困っています。゚゚(゚´Д`゚)゚
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そして、このまま春休みを迎えて、新学年を迎えて本当に大丈夫ですかぁ??
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