こんにちは。五十嵐です。
今回から、塾長のマネをして英語を取り上げてみます。
五十嵐先生は、少し別の角度から英語の解説をしてみます。
今まで学校の授業で英語につまずいていた人は、もしかすると「論理的」な解説の方が理解できるかもしれません。
英語で悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
五十嵐先生の基礎英語1(~人称って何?)
英語の基礎として「私は=I」「あなたは=you」「彼は=he」などがあります。
ところで「~人称」(~にんしょう)という言葉を学校で耳にしたことがありませんか?
今回は、この「~人称」という解説です。英語の勉強に見えて、実は日本語の勉強です。
・人称とは?
・一人称とは?
・二人称とは?
・三人称とは?
・最後に…
人称とは?
英語の勉強で最初につまずくのが「人称」というものかもしれません。
そもそも、国語の授業で「人称」という言葉を習った記憶が私にはありません。(私だけ?)
それを英語でいきなり習っても困るというのが学生時代の本音でした。
では「一人称」「二人称」「三人称」と3つありますので、順番に見てみましょう。
一人称とは?
一人称とは、話し手を指す言葉です。つまり「私」または「私たち」のことです。
このような「自分」または「自分たち」のことを一人称と言います。この言葉は覚えなくても構いません。
I am happy.(私は幸せだ。)
We are happy.(私たちは幸せだ。)
二人称とは?
二人称とは、受け手を指す言葉です。つまり「あなた」または「あなたたち」のことです。
このような「相手」または「相手たち」のことを二人称と言います。この言葉も覚えなくても構いません。
You are happy.(あなたは幸せだ)または(あなたたちは幸せだ)
※一人称と違い、二人称は相手が一人でも複数人でも”you”で統一されています。
三人称とは?
一人称でも二人称でもない、つまり自分(自分たち)でも相手(相手たち)でもない「人」や「物」を指す言葉を全て三人称と言います。
この三人称という言葉と意味はしっかりと覚えて下さい。後に「三単現」という言葉が出てきて重要になります。
たとえば、A君とB君の2人で会話をしていたとします。
ここで、A君・B君以外に登場する「人」や「物」は全て三人称となります。
A君:Mr.Igarashi is good at tennis.(五十嵐先生はテニスが得意なんだよ。)
B君:Realy? He is too fat!(本当に? 彼はめっちゃデブじゃん!)←ヒドい
A君の会話に出てきた「五十嵐先生」は三人称です。
同じく、B君の言う「彼(=五十嵐先生)」も三人称です。
また、人物だけではなく、他にもA君・B君以外に登場する「物」「事」の全てが三人称に当たります。
A君:These are my balls.(これらは私のボールです。)
A君:Alice's racket is very expensive.(アリスのラケットはとても高いです。)
A君:Your racket is on the desk.(あなたのラケットは机の上にあります。)
「These=これら」「Alice's racket=アリスのラケット」「Your racket=あなたのラケット」も三人称です。
特に"Your racket"は「『あなたの』ラケット」なので一見すると二人称と間違えそうですが、これも三人称なので注意して下さい。
とにかく「I=私は」「we=私たちは」「you=あなたは、あなたたちは」以外は全て三人称になるということです。
最後に…
今回は主語の人称について学びましたが、この知識だけだとあまり役に立ちません。
ですが、英語と日本語との違いの1つに「主語によって動詞が変化する」という厄介なルールがあります。
このルールを理解するために、まずは主語の人称について知ってもらいました。
次回からは、動詞について解説します。(次回記事はこちら)
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