· 

札幌市東区のとっても安い学習塾!学校の宿題の必要性

こんにちは。五十嵐です。

新型コロナウイルスによる休校が続いており、家庭での生徒の学習態度に悩まれている保護者の方々もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな学校の宿題の必要性と、宿題との効果的な向き合い方を説明します。

 

学校の宿題の必要性

現在、休校に伴い学校や教育委員会から宿題や課題が出されています。

ご家庭で教師役となった保護者の方々ですが「全く勉強しない」「親が教えると嫌がる」と悪戦苦闘するケースもあるようです。

そこで、宿題の必要性を説明すると共に、効果的な宿題の活用方法を紹介します。

 

・宿題は必要か

・宿題が必要なケース

・宿題が不要なケース

・生徒は二極化する

・効果的な宿題の活用方法

・最後に…

 

宿題は必要か

結論から申し上げると、宿題が必要か否かは「生徒次第」としか言いようがありません。

つまり、ある生徒にとっては有用であるし、ある生徒にとっては邪魔な存在だったりします。

この両者の差はどこにあるのでしょうか?

 

宿題が必要なケース

宿題が必要なケースは、単純に生徒が主体的に勉強をしない場合です。

学校の授業を一度見聞きしただけで完璧に理解できる生徒など稀です。

そのため、どうしても自宅で勉強をする必要が生じてきます。

しかし、どうやら事はそう簡単ではないようです。

次の2つの事例をご覧下さい。

 

<事例①>

ある保護者が小学生の子供に漢字や計算の問題をさせていました。

しかし、本来であれば30分程度で解けるはずの問題なのに1時間も掛かっていました。

別に、子供が問題につまずいているというわけではないようです。

その理由を探ると「なぜ家で勉強しないといけないのか不思議がっている」というものでした。

 

<事例②>

ある保護者が小学生の子供の通う学校に電話をし、課題の宿題が終わったので追加してもらうよう求めました。

しかし、学校側からは追加予定がないとの回答であったため、その保護者は仕方なく書店でドリルを購入して子供に与えました。

ところが、学校の課題を前倒しで終えるような子供にも関わらず、そのドリルの学習は一転して進みませんでした。

その理由を探ると「学校の宿題のような義務感がないため」というものでした。

 

これら2つのケースに共通しているのは「自宅で主体的に勉強をする必要性を感じていない」ということです。

事例①では「勉強は自宅ではなく学校でするもの」、事例②では「自宅で勉強するのは宿題だけで良い」と生徒が認識しています。

事例①は生徒が自宅で主体的に勉強をしない典型的な例ですが、事例②も課せられた勉強以外は自宅でしないということで、これも自宅で主体的に勉強をしない例になります。

 

このような生徒達には、確かに宿題が必要になってくるでしょう。

ただし、このままでは、いつまで経っても主体性に欠けた勉強しかすることが出来ません。

 

宿題が不要なケース

反対に、宿題が不要なケースは、単純に生徒が自宅で主体的に勉強をしている場合です。

自宅で勉強する習慣のある生徒であれば、予習にせよ復習にせよ勝手に勉強をします。

そういった生徒は「ここの範囲の知識が弱いから克服しよう」「この範囲は難しそうだからしっかり予習しよう」といった具合に生徒自身で考えて行動します。

そのため、宿題を与えられるということは、主体的に学習計画を立てている生徒にとって邪魔な存在でしかありません。

次の事例をご覧下さい。

 

<事例③>

ある中学生は、長引く休校を機に家庭学習のペースを掴み、新学年の教科書も自分でどんどん進めて意欲的に自宅で学習しています。

その生徒は、自分のペースで学ぶ意義を見出し「中学をやめて自宅学習で高校受験に臨みたい」とまで思うようになりました。

内申点のために学校に行くのは、主体的に学ぶ足かせにすら感じるとのことでした。

 

事例①・②の生徒とは異なり、事例③の生徒は主体的に勉強をしており、宿題であるか否かを問わず明確な差が生じています。

これは、札幌自学塾の謳う「自ら学ぶ力」に直結しています。

 

事例①・②の生徒と、事例③の生徒とでは、どちらの方が学力が伸びるのか。

答えは言うまでもありませんね。

 

生徒は二極化する

以上の①~③の事例を見て頂くと分かると思いますが、生徒の主体性次第で学力は二極化してゆきます。

事例②の生徒に関しては、大量の宿題を永遠と与え続ければ、確かに学力は伸びるかもしれません。

しかし、大人になってからも勉強は必要であることは以前にも申し上げました。

最悪、高い料金を払って一般的な学習塾に通わせて大量の宿題を与えられれば、現状は凌げるかもしれません。

ですが、その先の将来に待っているのはどのような世界でしょうか?

今日の社会でも「指示待ち人間」なんて言葉で揶揄されるくらいです。

衰退を迎えるこれからの時代だと、社会的に厳しい思いをするかもしれません。

 

効果的な宿題の活用方法

中には、学校の宿題の内容自体が良くないと仰る方もいらっしゃるでしょう。

しかし、それをここで議論したところで学校の宿題が変わるわけでもないので、ここは受け入れざるを得ません。

いくら他の勉強をしっかりしても、宿題を放棄すれば、学校の先生から見る生徒の評価や内申点が下がるだけです。

 

では、学校の再開も近いと思いますので、効果的な宿題の活用方法の例を1つ紹介します。

主体的に自宅で勉強をしている生徒と、そうでない生徒で分けて説明します。

 

 

<既に主体的に自宅で勉強をしている生徒の場合>

言葉が悪いですが、基本的には、さっさと宿題を済ませるのが一番です。

そして、ご自身の主体的な勉強を進めて下さい。

 

ただし、場合によっては、宿題を効果的に活用できる場面もあります。

それは、その宿題に解答や解説が載っている場合です。

この場合は、自分がどこでつまずいたかをしっかりと確認することが出来ます

同じような問題が再度出題される可能性がありますので、その時に「同じ間違いをしない」よう意識することが大切です

もちろん「まる」「ばつ」の採点だけをしてそのまま放置してしまうのが一番もったい無いです

 

また、宿題に解答や解説が載っていない場合、その内容が予習であれば、なるべく授業の前日に宿題を済ませて授業を復習として利用します

反対に、宿題の内容が復習であれば、宿題を済ませた翌日に先生に直接採点を頼んでみましょう。生徒の勉強姿勢が評価され、先生からの好感度も上がります。

 

最も困るものは、答えのないような(答えが無限にある)宿題の場合です。

「生徒の創造性が養える」と言えば聞こえは良いのですが、自分の考えが正しいのか誤っているのかが分からないと、フィードバックすることが出来ません。

このような、ある意味“無責任”な宿題は、時間の無駄になりますのでテキトーに済まして下さい。

ただ、本来であれば、こういった思考は意義のあるものだと私は考えています。

ですが「○○の部分が良い」「××の部分は悪い」といった具合にしっかりと添削してもらえない限り、学習効果としては不十分です。

そして、何十名もの生徒を受け持つ教師がそこまで時間を割く余裕も正直無いと思います。

 

 

<主体的に自宅で勉強をすることができない生徒の場合>

これも言葉が悪いですが、まずは、どのような宿題であれ必ず全てやるのが第一です。

勉強自体を「やらない」のと「やる」のとでは、少なくとも「やる」方がマシです。

問題は、そこから、どのように主体的な勉強にシフトするかです。

 

こればかりは、ご家庭での指導はかなりハードルが高いと思います

それは、保護者が優秀か否かに関わらず、子供は保護者の言うことを素直に聞き入れないからです

子供自身が主体的に勉強することの大切さ・楽しさに気付けば勝手に勉強するようになりますが、突然そのように子供が変化するのは珍しいケースだと思います。

 

こういった場合には、札幌自学塾のような第三者が関与するのが効果的です

ただし、一般的な学習塾だと与えられる勉強になってしまい、先程の事例②の延長にしかなりません。

結局、大切なことは「自ら学ぶ力」を身に付けることです

 

仮に、子供自身が主体的に勉強することの大切さ・楽しさに気付く可能性があるとすれば「予習をする」ことです。

しかし、ご家庭だと当然「予習をさせる」のは保護者であり、先程も申し上げたとおり、子供は保護者の言うことを素直に聞き入れないでしょう。

  

最後に…

本当の意味で勉強そのものに興味・関心を向けるには、やはり札幌自学塾のような第三者を活用するのが一番です

私が今までの記事で、あえて5教科の具体的な勉強方法について取り上げなかった理由の1つもここにあります。
私の記事は雑学的な内容ばかりですが、生徒の皆さんが本当に知りたいことは、実は5教科の勉強以前のことだと思っています。

気付いたら小学校に入学して何故か国語や算数の勉強をさせられ、いつの間にか社会や理科が増え、そうこうしているうちに中学校に入学して高校入試がどうのこうの…。

 少なくとも、私が小学校に入学した当時に「なぜ勉強しなくてはならないのか」を教わった記憶がありません。

誰もが一度は疑問に思うことではないでしょうか。ですが、それは自然なことだと思います。

 

「なぜ勉強しなくてはならないのか」私が過去に書いた記事の内容は、ほんの一部分に過ぎません。(過去の記事「小学生・中学生が伸びない理由は?」はこちら)

保護者の方々へ向けて書いたため難しい話ばかりでしたが、生徒の皆さんでも分かるような簡単な話も沢山ございます。
ご家庭での勉強に悩まれた際には、ぜひ札幌自学塾をご利用してみて下さい。

 (参考:西日本新聞)

(参考URL:https://www.nishinippon.co.jp/item/n/601816/、https://news.yahoo.co.jp/articles/a3ed5f1c7f6c0294a00d310943788b79594f7214)

 

自学塾については、こちらのホームページをご覧ください!

体験・申し込みは、こちらのお問い合わせ欄からメールをしてください!

新型コロナウイルス感染防止のため特別対応を行っておりますのでご安心ください。

下の方にあるFacebook・twitterの投稿にもご協力をお願いします。