高校入試を視野に入れた講師おすすめ問題集
前回記事では、札幌自学塾の料金について詳細に明記しました。
その中で、生徒の学力に合った問題集の購入を提案する場合があり、提案する問題集の価格は基本的に1教科につき900~1,200円前後のものとご紹介しました。
そこで、今回は札幌自学塾の講師おすすめ問題集を1つ紹介したいと思います。
それと併せて、具体的な勉強方法についてもアドバイスしますので参考にしてみて下さい。
いつもと趣向を変えて、最後に五十嵐先生からの挑戦状も掲載しています!
なお、札幌自学塾で提案する問題集は全て市販のものであり、一般の書店で購入可能なものです。
一般的な学習塾のようなテキストとの抱き合わせ販売はいたしておりません。
・札幌自学塾の講師おすすめ問題集
・勉強方法の一例
・問題集の活用の仕方
・講師の役割
・最後に…五十嵐先生からの挑戦状!
札幌自学塾の講師おすすめ問題集
札幌自学塾でおすすめしている問題集の1つに受験研究社の出版する「ハイクラステスト」シリーズがあります。
(参考:https://www.zoshindo.co.jp/junior/305/9784424305231.html)
塾長もおすすめしていますが、特に私が一番好きな問題集のため今回取り上げました。
数学を例にすると、中1、中2が各900円(税抜)、中3(中1~3)が950円(税抜)とお手頃な価格です。
内容としては、標準レベル → 応用レベル → 難関レベル の3段階に分かれており、無理なくステップアップして勉強できます。
また、解答・解説がシンプルながら丁寧な内容になっているため、正直、これ1冊で高校入試に挑めるレベルではないかと思います。
ただし、問題集としては少々難しめな部類に入るかもしれませんので、基礎的な学力や勉強時間に欠けている生徒には少々厳しいかもしれません。
反対に、札幌自学塾を通じて「自ら学ぶ力」を習得した生徒にとっては、なかなか「やりがい」のある問題集だと思います。
ぜひ、この問題集を手にして私に挑戦してきて下さい。笑
勉強方法の一例
多くの生徒が数学(算数)を苦手とする傾向にあるので、数学を例に説明します。
なお、札幌自学塾らしく、予習(自ら学ぶ)を前提としています。
まず、勉強方法としては、教科書の内容を理解するところからスタートします。
数学であれば、色々な公式が出てくるので、どういう理屈でその公式が成り立っているかを理解して下さい。
一般的な学習塾のように与えられる勉強ではなく、札幌自学塾のような自ら学ぶ勉強だと、この時点で既に大変な思いをする生徒さんもいらっしゃるかもしれません。
それでも良いのです。とにかく自分の力で理解しようと考える姿勢が大切なのです。
次に、公式等の理屈がわかったら、実際に教科書の例題を解いてみましょう。
答えを間違えてしまってもかまいません。例題には解答例が載っていますので、そこをよく読み込んで、自分がどこでつまずいたかに気付くことが大事です。
そして、つまずいたポイントを徹底的に頭に叩き込んで下さい。
同じような問題が再度出題される可能性がありますので、その時に「同じ間違いをしない」よう意識することが大切です。
問題集の活用の仕方
先程の教科書の例題を理解したら、さっそく問題集に挑戦してみましょう。
ここで注意してほしいのが、教科書の問題には手を出さないことです。(例題はOK)
なぜかと言うと、解答や解説の掲載されていない問題を解いてもあまり意味がないからです。
せっかく自分の力で問題を解いたところで、それが正しいのか誤りなのかがわからないと学力には結びつきません。
なので、教科書の問題に手を出すのは、その範囲を学校の授業でやる前日くらいでかまいません。
こうすることで、学校の授業を復習として活用することができます。
では、実際に問題集に挑戦してみましょう。
ここまでご覧頂いた方には予想がついていると思いますが、問題集を解いたら必ず自分で解答や解説をチェックするようにして下さい。
そして、間違えた問題は、自分がどこでつまずいたかをしっかりと確認して下さい。
あとは、教科書の例題の時と同じです。つまずいたポイントを徹底的に頭に叩き込んで下さい。
同じような問題が再度出題される可能性がありますので、その時に「同じ間違いをしない」よう意識することが大切です。
「まる」「ばつ」の採点だけをしてそのまま放置してしまうのが一番もったい無いです。
これは勉強が苦手な生徒の共通点だったりもします。
このように、勉強方法自体は、問題のレベルが易しくても難しくても基本的には変わりません。
①教科書を通して基礎知識を理解する。
②教科書の例題を解いて、解答や解説を読み込み、大切なところを理解する。
③問題集を解いて、解答や解説を読み込み、間違えたところを理解する。
この繰り返しになります。地道ですが大切なことです。
そして、①~③の全てにおいて、自分の力で理解しようと考える姿勢を忘れないで下さい。
講師の役割
自分の力で理解しようと考えたけど、やっぱりわからなかった…そこで初めて講師を頼って下さい。
自分の力で理解しようと努力した生徒であれば、講師は的確に・徹底的に教えることができます。
反対に、自分の力で理解しようと努力しなかった生徒には、講師がいくら丁寧に教え込んでも「なんとなくわかったかなぁ」程度で終わってしまいます。
結局、たとえ答えを間違えたとしても、自分の力で理解しようと努力したか否かで生徒の理解度は大きく変わってきます。
もちろん、私自身も講師という職業に就いているので、生徒に的確に・徹底的に教えることはできます。
しかし、大切なのは講師のスキルよりも、生徒自身が自分の力で理解しようと努力したか否かです。
なぜなら、定期テストや高校入試などの本番では、講師がその場で横に立って教えることができません。
最終的には、生徒自身が一人で立ち向かってゆくのです。これは、社会に出てからも通じる考え方です。
なので、我々講師は、あくまでもその手助けをするだけの存在です。
主役はあくまでも生徒自身です。
ただし、講師が大きく力を発揮する場面も中にはあります。
自分の力で理解しようと考えたけど、やっぱりわからなかった…そんな時に、講師は生徒に何が欠けているかを見抜くことができます。
単純に、その出題範囲の知識について理解が及んでいないこともあれば、過去の学習範囲の理解が追いついていない可能性もあります。
プロのスポーツ選手にコーチが付くように、我々講師もそのような「鋭い目」をもってアドバイスします。
それこそが、学習塾の講師に求められる本質ではないかと思います。
最後に…五十嵐先生からの挑戦状!
中学生に向けて、先程紹介した問題集「ハイクラステスト」から1つ難問を出題します。
出題範囲としては、中学1年生の数学で一番初めに学習する「正の数・負の数」です。
今の中学2年生や3年生であれば「そんなの簡単でしょ」と思うかもしれませんが、果たして皆さんは解くことができるでしょうか?
問:aが正の数を表し、bが負の数を表すとき、次のように表される6つの数を右から大きい順に並べた場合、a+bは右から何番目ですか。
a、 b、 a+b、 a-b、 a-2×b、 b-a
もちろん、生徒が目指す高校によっては、この問題が解けなくても別にかまわないかもしれません。
ただ、中学1年生の一番初めに学習する、本来であれば一番簡単なはずの内容であっても、出題の仕方次第では易しくも難しくもなります。
もし、中学生の生徒を抱えている保護者の方がこの記事をご覧頂いているようであれば、この問題を試しにお子様に考えさせてみて下さい。
この問題が解けない生徒にとってはイラっとするかもしれませんが、この問題が解けた生徒にとっては面白いと思うでしょう。
一般的な学習塾のように与えられる勉強ではなかなか解けませんが、札幌自学塾のような自ら学ぶ勉強だと解けるようになると思います。
また、複雑な数字の計算だけが数学ではないという良い例になると思い掲載してみました。
ちなみに、この問題の解答・解説はブログに掲載いたしません。
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