地道に量を増やすのが一番。「質より量。量が質を生む」の考え方である。
勉強する体力がつけば、スポーツや音楽のように勉強も好きになります。
逆に言えば、勉強する体力がなければ勉強を好きになることはほぼありません。
今回のブログ「算数・数学が大好きになる」では、「頭が賢くなる算数・数学の考え方」を紹介します。
小学生低学年の問題ですが、中学数学を学ぶ上でとても大事な数の概念を学びます。
問題)1.2.3.4.5.6.7.8.9の数字を二つ使って(同じものでもよい)、たして「〇」になる組み合わせをみつけよ。
①たして2の場合⇒<1と1>⇒1+1=2
②たして3の場合⇒<1と2>⇒1+2=3、2+1=3
③たして4の場合⇒<1と3、2と2>⇒1+3=4、3+1=4、2+2=4
④たして5の場合⇒<1と4、2と3>⇒1+4=5、4+1=5、2+3=5、3+2=5
⑤たして6の場合⇒<1と5、2と4、3と3>⇒上記同様のためこれ以下省略
⑥たして7の場合⇒<1と6、2と5、3と4>
⑦たして8の場合⇒<1と7、2と6、3と5、4と4>
⑧たして9の場合⇒<1と8、2と7、3と6、4と5>
⑨たして10の場合⇒<1と9、2と8、3と7、4と6、5と5>
⑩たして11の場合⇒<2と9、3と8、4と7、5と6>
⑪たして12の場合⇒<3と9、4と8、5と7、6と6>
⑫たして13の場合⇒<4と9、5と8、6と7>
⑬たして14の場合⇒<5と9、6と8、7と7>
⑭たして15の場合⇒<6と9、7と7>
⑮たして16の場合⇒<7と9、8と8>
⑯たして17の場合⇒<8と9>
⑰たして18の場合⇒<9と9>
上記の17のパターンが自然と身につけば「繰り上がり繰り下がりの計算」は簡単にできます。
さらに、数の概念ができて「頭脳明晰」になっていきます。
次回、さらに詳しく紹介していきます。