地道に量を増やすのが一番。「質より量。量が質を生む」の考え方である。
勉強する体力がつけば、スポーツや音楽のように勉強も好きになります。
逆に言えば、勉強する体力がなければ勉強を好きになることはほぼありません。
今回のブログ「頭が賢くなる算数・数学~等式の性質②移項とは?」を紹介します。
小学生も中学生もとても大事なことを学びます。
等式の性質
①等式の両辺に同じ数をたしても等式は成り立つ。
A=B ならば A+C=B+C が成り立つ
②等式の両辺に同じ数をひいても等式は成り立つ。
A=B ならば A-C=B-C が成り立つ
③等式の両辺に同じ数をかけても等式は成り立つ。
A=B ならば A×C=B×C が成り立つ
④等式の両辺に同じ数を割っても等式は成り立つ。
A=B ならば A÷C=B÷C が成り立つ
⑤等式の両辺は、両辺を入れ替えてもも等式は成り立つ。
A=B ならば B=A が成り立つ
◇天秤やシーソーをイメージすると理解しやすいです!
◇①~⑤のことが理解できれば、中学数学の「方程式、移項、逆数」などのことが分かります。次回紹介していきます。
移項とは?
①左辺にある項は符号を変えて右辺に移しても等式として成り立つ
例)A+2=B ならば 等式の性質②を利用して両辺に2をひくと A+2-2=B-2 よって A=B-2
つまり左辺の「2-2=0」を省略すると 「A=B-2」 となる
②右辺にある項は符号を変えて左辺に移しても等式として成り立つ
例)A=B-3 ならば 等式の性質①を利用して両辺に3をたすと A+3=B-3+3 よって A+3=B-3+3
つまり右辺の「-3+3=0」を省略すると 「A+3=B」 となる
算数・数学は難しい問題の解き方を覚えるのではなく、頭を良くするためのトレーニングです。