五十嵐先生の基礎英語2(動詞・前編)
英語と日本語との違いの1つに「主語の人称によって動詞が変化する」という厄介なルールがあります。
今回から、このルールについて、2回の記事に分けて解説してゆきます。
・英語と日本語との厄介な違い
・動詞の種類
・最後に…
英語と日本語との厄介な違い
たとえば、日本語で「~は幸せです。」と言うとき「~は」という主語が何であっても「幸せです。」という部分に変化はありません。
・私は 幸せです。
・私たちは 幸せです。
・あなたは 幸せです。
・あなたたちは幸せです。
・彼は 幸せです。
・彼女は 幸せです。
・それは 幸せです。
・彼らは 幸せです。
ところが、英語の場合は、このようにはいきません。
動詞の種類
英語の動詞には「be動詞」と「一般動詞」の2種類があります。
今回の記事では「be動詞」を学びましょう。
先程の「~は幸せです。」という日本語を英語で表すと、次のように単語が並びます。
主語 + be動詞 + happy.
主語の部分は、英語でそれぞれ「私は=I」「私たちは=we」「あなたは=you」「あなたたちは=you」「彼は=he」「彼女は=she」「それは=it」「彼らは=they」ですので、それぞれ次のようになります。
・I + be動詞 + happy.(私は幸せです。)
・We + be動詞 + happy.(私たちは幸せです。)
・You + be動詞 + happy.(あなたは幸せです。)
・You + be動詞 + happy.(あなたたちは幸せです。)
・He + be動詞 + happy.(彼は幸せです。)
・She + be動詞 + happy.(彼女は幸せです。)
・It + be動詞 + happy.(それは幸せです。)
・They + be動詞 + happy.(彼らは幸せです。)
問題はbe動詞の部分で、結論から書くと次のようになります。
・I am happy.(私は幸せです。)
・We are happy.(私たちは幸せです。)
・You are happy.(あなたは幸せです。)
・You are happy.(あなたたちは幸せです。)
・He is happy.(彼は幸せです。)
・She is happy.(彼女は幸せです。)
・It is happy.(それは幸せです。)
・They are happy.(彼らは幸せです。)
これは、日本語と違う英語のルールであり、こればかりは暗記するしかありません。
このように、be動詞は主語によって"am"、"are"、"is"と3種類に変化します。(今回は「現在形」のみ紹介します)
これらをまとめると、下の表のようになります。
前回の記事で学んだ「人称」と「数(1人・1つか、2人・2つ以上か)」によって使われるbe動詞が決まっています。
なかなか覚えづらいですが、次の順番で覚えると良いかもしれません。
①「複数の人」や「複数の物」の場合は"are"が使われます。
②「私」の場合"am"、「あなた」の場合"are"が使われます。
③「①・②以外」の場合"is"が使われます。
最後に…
今回は、主語の人称によって動詞が変化するという厄介なルールの前半を紹介しました。
次回は、このルールの後半を投稿します。(次回記事はこちら)
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