こんにちは。五十嵐です。
特別企画!札幌自学塾新道東店Facebookページの「いいね!」50突破記念!(前編)
現職の学習塾講師がこんなことを書いても良いのか不安ですが、今回は「いいね!」50突破記念ということで特別に書いちゃいます!
小学生・中学生の学習塾の必要性、行くべきか?
学習塾に行くべきか、その必要性が気になりませんか?
今回は、一般的な学習塾のメリット・デメリットなどを札幌自学塾と比較しながら、その疑問にお答えします。
・学習塾に行くべきか、行かなくてもよいか
・一般的な集団指導塾のメリットとデメリット
・一般的な個別指導塾のメリットとデメリット
・札幌自学塾のメリットとデメリット
・保護者の皆様がお子様に求めるもの
・札幌自学塾へ通うと生徒が変化する
・最後に…
学習塾に行くべきか、行かなくてもよいか
学習塾に行くべきか、行かなくても良いか、結論から言うと「人による」としか言えません。
たとえば、誰にも言われずに自分で黙々と勉強をして常に学年トップを取り続ける生徒に一般的な学習塾は必要でしょうか?
反対に、学習塾に「ついていけない」「めんどくさい」「休みたい」「やめたい」と思う生徒に一般的な学習塾は必要でしょうか?
答えは、どちらも「No、必要ない」です。
前者であれば、学校の授業と同じような与えられる勉強を学校と学習塾で2度も受けるのは、生徒の時間とご家庭のお金の無駄です。
後者であれば、嫌なものを嫌々させられたところで、伸びるものも伸びません。まずは、勉強に対するモチベーションを変えることが優先されます。
このような方々には、一般的な学習塾よりも札幌自学塾をおすすめします。
では、一般的な学習塾と札幌自学塾のメリット・デメリットを具体的に見てみましょう。
※以下、一般的な学習塾ついての記載は、あくまでも個人の見解です。
※札幌自学塾の講師が執筆していますが、必ずしも弊社学習塾が万能というわけではありません。(後述します)
集団指導塾のメリット・デメリット
(1)メリット
①授業(講師)が面白い
②競争意識が生まれる
①授業(講師)が面白い
一般的に、集団指導塾では学校と同様に大勢の生徒を相手に1人の講師が同時に授業を行います。
学校の授業と同じような、あるいはそれ以上にレベルの高い内容を行うので、生徒が飽きないように引きつけるという意味で面白い講師の方が多いように思います。
これは実際に私が過去に体験したもので、ある意味、エンターテインメント性を感じます。
②競争意識が生まれる
集団指導塾では学校と同様に大勢の生徒が1つのクラスで授業を受けます。
異なる学校の生徒同士が同じクラスに集まるため、他の生徒との競争意識が生まれやすいです。
これも実際に私が過去に見たものですが、クラスの中で成績が優秀な生徒にとっては良い刺激になりやすいです。
(2)デメリット
①授業についていけなくなる可能性がある
②「受け身」になってしまう
③料金がハイクラスの進学塾の場合は特に高い
①授業についていけなくなる可能性がある
一般的に、集団指導塾では学校と同様に大勢の生徒を相手に1人の講師が同時に授業を行います。
そのため、年間のカリキュラムが決まっており、一定のスピードで進んでいくため、一度つまずくと授業についていけなくなる可能性があります。
②「受け身」になってしまう
授業という形で学習塾で講師から勉強を与えられ、学校でも教員から勉強を与えられ…与えられてばかりだと「受け身」になり、生徒の主体性・自主性を損ないます。
定期テストや高校入試といった目先のことばかり考えてはいませんか?
③料金がハイクラス進学塾の場合は特に高い
一般的に、集団指導塾は個別指導塾よりも料金が安いと言われていますが、難関高校受験向けなどハイクラス進学塾の場合は料金が非常に高い傾向にあります。
個別指導塾(家庭教師も含む)のメリット・デメリット
(1)メリット
①生徒の学力に合わせて手取り足取りサポートできる
②いつでも質問できる
①生徒の学力に合わせて手取り足取りサポートできる
一般的に、個別指導塾では1人の講師が1名~数名程度の生徒の勉強を見ます。
集団授業形式ではないので、生徒の学力に合わせて基礎から応用までとにかく手取り足取りのサポートができます。
②いつでも質問できる
これも、集団授業形式ではないので、生徒がわからないことをその場で質問できます。
恐らく「その場での学力アップだけ」を考えれば最善の手法かもしれません。
(2)デメリット
①孤立してしまう
②受け身になってしまう
③料金がとにかく高い
①孤立してしまう
一般的に、個別指導塾では1人の講師が1名~数名程度の勉強を見ます。
そのため、マンツーマンの体制だと他にも頑張っている生徒がたくさんいることに気付くことができません。
②「受け身」になってしまう
一般的な集団指導塾と共通するところですが、講師から勉強を教えられ、学校でも教員から勉強を教えられ…教えられてばかりだと「受け身」になり、生徒の主体性・自主性を損ないます。
定期テストや高校入試といった目先のことばかり考えてはいませんか?
③料金がとにかく高い
一般的に、個別指導塾は集団指導塾よりも料金が高いと言われています。
1名の講師が1名の生徒を見ると、1名の講師が大勢の生徒を見るよりも人件費という面でも高くなるという理屈からわかると思います。
札幌自学塾のメリット・デメリット
(1)メリット
①競争意識が生まれる
②生徒の学力に合わせた勉強ができる
③自学力を通じて生徒が主体的になる
④料金がとにかく安い
①競争意識が生まれる
「集団指導塾のメリット」と似ていますが、札幌自学塾では異なる学校だけでなく異なる学年の生徒同士が同じ部屋に集まります。
そのため、他の生徒との直接的な学力の競争というよりも「他のみんなも頑張っているから自分も頑張ろう」という自分との競争意識が生まれやすいです。
②生徒の学力に合わせた勉強ができる
「個別指導塾(家庭教師も含む)のメリット」と似ていますが、生徒の学力に合わせた勉強が自由にできます。
もちろん、生徒がわからないこともその場で質問できます。
③自学力を通じて生徒が主体的になる
札幌自学塾の最大のメリットの1つです。
基本的に、既に5教科オール5に近い生徒でもない限り、生徒自身の自習時間(量)を増やすように促します。
スポーツでもそうですが、地道なトレーニング時間(量)の積み重ねが、やがて質を生むようにます。
その頃には「自ら学ぶ力」を身につけているため、生徒が主体的に勉強をするようになり、その結果、生徒の成績も飛躍的に向上します。
④料金がとにかく安い
札幌自学塾の最大のメリットのもう1つです。
別記事でも後日掲載しますが、一般的な学習塾と比較すると恐らく最も料金が安いと思われます。(全ての学習塾を網羅的に把握することが非常に困難なため断言はしないでおきます)
(2)デメリット
①「答え」や「最短」を求めるご家庭には向かない
②手取り足取り教わった生徒は最初戸惑うかもしれない
③札幌自学塾は意味がないと思われるかもしれない
①「答え」や「最短」を求めるご家庭には向かない
これは、札幌自学塾の唯一にして最大のデメリットです。
札幌自学塾ではまず「自ら学ぶ力」を身につけるために、最初のうちは勉強(自習)の量を意識してもらいます。
長時間勉強するのはなかなか大変なことですが、この体力を身につけると「自ら学ぶ力」を習得します。
そうすることで、生徒が主体的に勉強をするようになり、成績の飛躍的な向上に繋がります。
今すぐにでも「答え」だけを与えて欲しいというご家庭であれば、正直「答え」だけを与える一般的な学習塾でよろしいかと思います。
ただ、あくまでも小学生・中学生の勉強内容というのは、日本の全ての子どもが受ける義務教育のレベルに過ぎません。高校や大学の勉強内容と比べたら可愛いものです。
義務教育レベルの勉強内容であれば「自ら学ぶ力」を身につけるのに最適ではないでしょうか?
今のうちから「答え」だけを与える一般的な学習塾を頼ってしまうと、高校や大学の勉強内容まで何処かに頼りっぱなしになると思います。
②手取り足取り教わってきた生徒は最初戸惑うかもしれない
これも①と似た話ですが、札幌自学塾は「与えられる」受け身のスタイルではありません。
まず、教科書の例題や問題集を自分で解いて、わからなかった問題の解答や解説を自分で読んで、どこで間違えたのかを自分で考えます。
自分で考えてもわからなかったら、そこで初めて講師の出番です。その際は、もちろん、しっかりと教えます。これは講師の役目です。
この講師の出番までの「生徒が自ら考える」という過程が物凄く重要です。
今まで手取り足取り教わった生徒にとっては、最初のうちは戸惑うかもしれません。
ですが「生徒が自分で考える」ことを放棄していては、自分の将来のことも自分で決められなくなり、将来の就職活動や社会に出た際に「他人のせいにする」「社会のせいにする」といったことになりかねません。
③札幌自学塾は意味が無いと思われるかもしれない
これも、①、②と似た話ですが、基本的には生徒が黙々と問題集に取り組むため、中には学習塾や講師が必要ないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
講師は生徒に何でもかんでも教えすぎないように心掛けていますが、実際には、生徒一人一人に目を配っています。
また、これに関しては、他にも必要性が2つ挙げられます。
1つは、プロスポーツ選手には必ずコーチが居るように、生徒には講師が必要だということです。
ただし、たとえば基礎体力作りのランニングにまで四六時中コーチが必要な訳ではありません。
生徒の英単語の暗記に講師が付きっきりで居ても正直意味がありません。その点では、一般的な個別指導塾のマンツーマン対応はお金が無駄に感じます。(スパルタ教育をさせるなら別なのかもしれませんが…)
講師は生徒が自ら考えたり調べたりしてもわからなかった時だけ的確に教えてあげればそれで十分です。
もう1つは、自宅と学校の他に第三の場所(社会)が必要だということです。
まず、単純に自宅と学校以外のコミュニティ(社会)に身を置けると生徒にとっても貴重な体験となります。
また、思春期を迎えると、誰もが反抗期を迎えるように、学校&保護者と生徒という関係だけで物事を進めるのも難しかったりします。
第三者的視点で、客観的に生徒に寄り添う存在も大切だと考えています。
保護者の皆様がお子様に求めるもの
以上のように、一般的な学習塾と札幌自学塾を比較してきました。
ところで、保護者の皆様がお子様に求めるものとは何でしょうか?
それは、お子様が社会に出てからたくましく活躍すること、それがお子様にとっての幸せに繋がると思っています。
これからの日本の時代背景が昔とは変わってゆくことは以前の記事でも申し上げました。
このような変化の時代を生き抜くには、5教科の答えを「ただただ与えられる」よりも「生徒が自ら考える」方が大事ではないでしょうか?
札幌自学塾へ通うと生徒が変化する
「札幌自学塾のメリット・デメリット」でも説明しましたが「自ら学ぶ力」さえ身についてしまえば、生徒の成績も飛躍的に向上します。
つまり、逆算的に考えると「自ら学ぶ力」を身に付けさせるために我々講師が居るようなものです。
札幌自学塾は5教科の学習塾でこそありますが、ある意味、それ以前に生徒の勉強に対するマインドやモチベーションの変化を促す使命があるように感じています。
冒頭で「学習塾に『ついていけない』『めんどくさい』『休みたい』『やめたい』と思う生徒に一般的な学習塾は必要でしょうか?」と書きました。
この中に出てくるネガティブなワード、実はインターネット検索エンジンgoogleの解析をして「学習塾」に絡んで出てきた言葉です。
このような生徒には、5教科の勉強の前に、武道の心構えとは少し違うかもしれませんが、なぜ勉強しなくてはならないのか?を話したいと思います。
同じく、冒頭で「誰にも言われずに自分で黙々と勉強をして常に学年トップを取り続ける生徒に一般的な学習塾は必要でしょうか?」とも書きました。
既に5教科でオール5の成績を修めている生徒であれば、もしかすると、現状の環境に物足りなさを感じているかもしれません。
そのような生徒には、5教科の勉強だけはなく、将来のこと、社会のことを話したいとも思います。
最後に…
私の過去の体験談です。
実は、私は中学時代はずっと独学で過ごし、中学3年生の夏季の模擬試験で札幌南高校合格率98%という判定が出ていました。
それまで札幌月寒高校への進学を考えていたのですが、この判定を機に、より難関な札幌南高校への受験を決めました。
しかし、その途端に、ずっと独学で頑張って98%の合格判定結果であったにも関わらず、両親に大手のハイクラス進学塾に無理矢理入塾させられました。
結果的には無事に合格したのですが、私は子どもながらに両親に信用されていないのか…と傷心しました。
もし、この記事をご覧頂いている保護者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、あなたのお子様を信じて札幌自学塾に通わせてみて下さい。
札幌自学塾は生徒が「自ら学ぶ力」を養うだけの学習塾です。講師はあくまでも「全力で」かつ「少し」サポートするだけです。
主役は生徒であり、努力するのも生徒であり、高校合格の実績も生徒自身のものです。
決して、あなたのお子様は大手進学塾の合格実績者という宣伝に利用されるための客寄せパンダではありません。
10年後、20年後…私と一緒にお仕事をしたりお酒が飲めるような仲間と出会えますように。(私はお酒飲めないですが…)
次回記事では、今回の記事ではアバウトにしか紹介できなかった一般的な学習塾の気になる料金・相場と札幌自学塾の料金を解説したいと思います。(塾長に怒られなければ…)
5月16日追記:次回記事更新しちゃいました!
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