数学の文章問題では「どんな状況やねん!」と思える変なシーンが多々あります。
そこで、今回から、某インターネット掲示板に掲載されていた「数学の不可解なところランキング」を全5回にわたって取り上げてみます。(前回記事はこちら)
第5位:人数分用意されないアメ
問.何人かのこどもにアメを配るのに、1人に4個ずつ配ると9個余り、1人に6個ずつ配ると13個不足する。このとき、こどもの人数を求めなさい。
答.人数分用意してあげなさい。こどもがかわいそうでしょ。(´・ω・`)
(おまけ)解説・解答
求めるこどもの人数をx人とすると
4x + 9 = 6x - 13
という等式(方程式)が成り立つ。この方程式を解くと
x = 11
となり、求めるこどもの人数は11人である。
…といった具合に、ほとんどの問題集ではこの程度の解説しかされていないと思います。
ですが、数学が苦手な生徒の場合、そもそも「4x+9」や「6x-13」が何を意味しているのか分からないことが多いです。
特に「+9」や「-13」の符号を逆にしてしまう生徒も多く、単に「余るから足す」「足りないから引く」といった教え方だけでは不十分です。
これらの意味(仕組み)が分からないと数学の成績は伸びませんし、そこまで深く説明することができるのも私共だからこそです。
なぜ、このような方程式になるのか、分からない方は札幌自学塾へお越しください!
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