こんにちは。五十嵐です。10日連続投稿英語の品詞シリーズ第1弾!
前回は、英語の基礎と例外を並べて、英語の基礎となる文型を軽く紹介しました。(前回の記事はこちら)
今回から英語の文型を学ぶ予定でしたが、その前に、しばらく品詞について学んでゆきましょう。
五十嵐先生の基礎英語6(名詞)
英語の文法を学ぶ上で、品詞の理解は欠かせません。
日本語にも色々な品詞がありますが、個人的には、英語の方が品詞を理解するのは楽だと思います。
ただし、突き詰めて考えるとかなり奥が深いので、あくまでも英語の基礎として取り上げます。
・品詞とは
・名詞
・名詞と冠詞
・最後に…
品詞とは
品詞とは、各単語の種類を表しています。
たとえば、日本語だと「りんご」「歩く」「赤い」「とても」などは明らかに種類が違いますよね。
同じように英語にも様々な種類がありますので、実際に見てゆきましょう。
名詞
名詞は、単純に人・物・事を表す単語です。
1.可算名詞
①普通名詞
brother(兄弟)
teachear(先生)
book(本)
dog(犬)
apple(りんご)
②集合名詞
family(家族)
people(国民)
class(学級)
crew(乗組員)
army(軍隊)
committee(委員会)
police(警察)
2.不可算名詞
①固有名詞
Tom(トム※人名)
Lucy(ルーシー※人名)
Brown(ブラウン※人名)
Johnson(ジョンソン※人名)
Thomas(トーマス※人名)
Smith(スミス※人名)
Japan(日本)
England(イングランド)
Tokyo(東京)
New York(ニューヨーク)
Europe(ヨーロッパ)
Africa(アフリカ)
Sunday(日曜日)
March(3月)
Christmas(クリスマス)
②物質名詞
water(水)
tea(お茶)
oil(油)
air(空気)
sand(砂)
wood(木材)
gold(金)
stone(石材)
wool(羊毛)
salt(塩)
sugar(砂糖)
meat(肉)
paper(紙)
③抽象名詞
honesty(正直)
happiness(幸福)
health(健康)
love(愛)
growth(成長)
success(成功)
日本語と英語のルールの違いの1つで、英語では、名詞が「数えられるもの」か「数えられないものか」を区別する傾向にあります。
ただし、我々日本人が思う「数えられる」と英語の「可算名詞」が必ずしも一致するわけではありません。
名詞は大きく「可算名詞」「不可算名詞」に、更にそこから普通名詞・集合名詞・固有名詞・物質名詞・抽象名詞と分かれていますが、これらの細かい名称までは覚えなくて構いません。難しいので今回は割愛します。
名詞と冠詞
英文を読んでいて“a(an)”や“the”という単語を見たことがありませんか?
これらは冠詞と呼ばれ、名詞の前に付いています。
“a(an)”は意味としては「1つの~」や「ある~」といったものですが、通常は日本語訳にすることは少ないです。
“the”は「その~」という意味で、既に述べられたもの、前後の文章や状況から相手に特定のものと分かる場合に用います。
例:
①I want to buy a watch.(私は時計を買いたい。)
②I want to buy the watch in the red case in the show window.(私はショーウィンドウの赤いケースの中にあるその時計を買いたい。)
“a(an)”や“the”といった冠詞は、必要な場合と不必要な場合があり、また、付けるか付けないかで意味合いが異なってくることもあります。ここも難しいので割愛します。
ただ、少なくとも「英文を読むこと」に限って言えば、あまり重要な単語ではありません。
最後に…
名詞・冠詞は、調べてみると奥が深いです。
気になった方は、ぜひ英語の辞書を自分で調べてみましょう。
“meat”は「肉」、“fish”は「魚」、そんなのだれでも分かるよ!と思うかもしれません。
しかし“meat”や“fish”という単語を実際に英文上で正確に用いるのは意外と難しいです。
次回は、動詞を学びましょう。(次回記事はこちら)
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